「9か月」、「20世紀ノスタルジア」&「ナビィの恋」

 …昨日の話し。

 午前中、DVDでクリス・コロンバス監督の「9か月」を観て、昼から京橋フィルムセンターへ。

 午後3時、原将人監督の「20世紀ノスタルジア」を。

 午後7時、中江裕司監督の「ナビィの恋」を観てまいりました。

 ☆「9か月」(1995)監督 クリス・コロンバス 出演 ヒュー・グラントジュリアン・ムーア、トム・アーノルド、ジョーン・キューザックジェフ・ゴールドブラムロビン・ウィリアムズ

 小児精神科医のサミュエルは、長年同棲しているレベッカから、突然、妊娠を告げられる。

 あまりに急なことでサミュエルはうろたえるが、レベッカは産むつもりで、彼もしぶしぶ同意する。しかし、どうしてもサミュエルの態度に納得できないレベッカは、家を出てしまう。

 彼女がいなくなって、次第に新しい命を育むことの大切さに気づいていくサミュエルは、レベッカのもとに向かい許しを請うと同時にプロポーズをする。

 …やがて、臨月の ” 9か月 “ がおとずれる。

 1994年のフランス映画「愛するための第9章」のハリウッド・リメイク版です。

 クリス・コロンバスの演出は、…時々、妙にワザとらしくって、あざといと言うか、ちょっと好きじゃないな。

 まぁ、なんと言うか、ド直球のドタバタ・コメディですね。

 一歩まちがうと、ドリフのコントだよ。ある意味、すげ〜分かりやすい。(笑)

 キャスティングが無駄に豪華で、そのわりにはザンネンな感じの映画でした。

 ☆「20世紀ノスタルジア」(1997)監督 原将人 出演 広末涼子、圓島努、余貴美子根岸吉太郎

 『若き日より自主映画作家として世界的に活躍してきた原将人が、初めて一般商業映画に挑んだ話題作。

 高校2年の杏は同じ高校の徹と共にビデオで映画を撮り始めるが、徹は突然海外に転校してしまう。残された杏は、何とかして映画を完成させようとする……。

 撮影開始時に14歳だった広末涼子のみずみずしい存在感が素晴らしい。』

 …2度目の観賞です。

 いかにも ” 自主映画作家 “ と呼ばれる原将人らしい作風ですなぁ。

 ” 拙い “ という意味ではありませんよ、いろんな意味で ” 新鮮 “ だと言いたいのです。

 ただ、物を語る、というよりも、物を伝えるという人なんだなぁ。

 劇中で主人公たちによって唄われるポップな歌は軽快で良いのですが、それだけにまるで ” 新人 “ 広末涼子のプロモーション・ビデオのよう。

 広末涼子という素材を発見したという功績は認めなければなるまい。…この映画の広末は、非常に魅力的だ!

 ☆「ナビィの恋」(1999)監督 中江裕司 出演 西田尚美平良とみ村上淳平良進登川誠仁、アシュレイ・マックアイザック津波信一、兼嶋麗子、嘉手苅林昌、大城美佐子

 『沖縄に里帰りした孫娘を迎えるおばあ・ナビィ。だが、なんと60年前に大恋愛した末に別れた元恋人も、孫娘と同じ船で戻っていた……。

 数々の琉球民謡や沖縄の美しい風景と共に、沖縄芝居のベテラン女優・平良とみの名前を世に知らしめ、沖縄に関する映画映像作品の大ブームを起こしたヒット作。』

 …こちらも、2度目の観賞です。

 なんと申しましょうか、沖縄独特のゆったり、まったりした ” 時間の流れ “ に限りない心地よさを感じる作品。

 …あぁ、今すぐにも行きたくなります、沖縄。

 おばあもいいけど、今回、おじいの深い深〜い愛情に癒されました。

 若い西田尚美もカワイイし、若い村上淳は無口でよろしい。…誰しも、若い時はいいもんだね。(笑)

 愛する人と ” 愛してるランド “ に船で消えて行ったおばあの姿は、ほとんどファンタジーの世界です。